女子高生のSOSを受け止められる社会をめざして
「お母さんの彼が来てるから寝るところがない」「お腹すいたけど食べ物がない」家庭崩壊や貧困などが原因で安心できる居場所が無く、苦しくてつぶやいている女子高生。彼女たちの弱みに付け込んで、SNSやツイッターで声をかけ、アルバイト感覚の仕事と居場所を提供しているJKビジネス。通信機器の発達で昔より簡単に接点が持てるようになってしまいましたが、一度足を踏み入れてしまうと容易に抜け出すことができません。問題なのは、公的支援よりJKビジネスの方が女子高生の拠り所となっていることです。
福祉から取り残され、居場所を失っている少女たちが多様な価値観に出会い、自分自身を大切にできる社会を作り出すことが、私たち大人に問われていると強く感じました。