同性パートナーシップの公的承認について

私は、性的マイノリティの方たちが差別されない社会になるようにしていくべきだと思います。そして、独身者・婚姻者・同性カップル・異性カップル、障がい者・外国人・社会的弱者といわれるすべての人が平等に扱われる寛容な社会、インクルーシブな社会を目指すことが重要だと考えます。

目黒区は「男女が平等に共同参画する社会づくり条例」や「子ども条例」等が他自治体よりも早くに制定されました。

今議会では、「同性パートナーシップの公的承認」が議論になりました。同性パートナーシップ制度は、同性カップルを公的に承認、保障する仕組みとして、東京都では渋谷区、世田谷区が導入、全国でも広がりを見せています。しかし、先進自治体における制度設計は様々であり、中には、当事者から課題が指摘されている事例もあると聞いています。そのため、「同性パートナーシップの公認承認」にとどまらず、(渋谷区のように)広く男女平等であり、多様な社会的弱者が包含される社会を目指した条例づくりに取り組むために、十分な議論を尽くすべきだと考えます。

私は、多様性を認め合い、誰もが排除されることのない、子ども、障がい者、SOGI(性的指向・性自認)、外国人など、すべての人の人権を守れるインクルーシブな社会をめざしていきます。