毎日、生活者ネットワークの活動報告をお届けしながら、たくさんの人と会ってお話を伺うことが出来ました。
その中で、震災後、皆さんのお話の内容は一変したように思います。
やはり、コミュニティの大切さ、人とのつながりの大切さが一番大事だとのご意見が多いように思いました。特に、一人暮らしの方や子どもと二人暮しの方は、とても心細い思いをしたようで、一ヶ月たった今でも不安な毎日を過ごしているとのことでした。
また、計画停電などの情報がうまく伝わらず、知っている人や知らない人など、差があることがわかりました。
私たちは、早速、目黒区へのメールマガジン登録などもお勧めし、計画停電の情報や節電対策などをまとめ、日々更新したレポートを作成して、お会いできた方々にお渡ししました。
目黒区と民間団体との連携による被災地支援の状況やNPOによる支援も徐々に動きが見えてきました。
まちを歩いていると、被災地の復興に自分だったら何ができるか、前向きに考えている姿があらゆるところで見られ、被災地への支援や義援金活動も広がりを見せています。
被災地の方々に想いを馳せながら、今、この目黒で何ができるでしょうか。
この試練の時こそ新しい社会の形を創り出す時だと私は捉えます。
緑を増やし家の中に自然な風を取り入れ、自然エネルギーを使って生活したい。そして、国産の作物を食べることが、国内自給率を高め、これからの日本の経済を支えていくことに繋がるのではないでしょうか。
私は、この目黒から、それを実践していきたいと思います。