生活福祉委員会視察

~ 今期は生活福祉委員会に所属しました ~

 先日、委員会視察がありました。最初に訪れたのは多摩川の河川敷にある目黒区立砧野球場・砧サッカー場の事務所。区は建物の老朽化を理由に建て替えのための予算を次年度へ算計上したいという意図があります。

 事務所はかなり古く天井にカビの発生や傷みがありますが、シャワー室やロッカー室等区民が使用する部分は綺麗です。リフォーム等で対応できるのではないかと考えています。

 次に訪れたのは障害者の就労支援、下目黒福祉工房。施設に関する陳情審査のための視察でした。利用者の声も聞いてみる必要があります。ここでは、レザークラフトや焼き菓子をつくり、目黒本町福祉工房の「Sun Marche さんまるしぇ」で販売・提供していますが、もっと広く広報をする必要があると思いましたので、私からも情報提供を心掛けます。

 

 

 

 

 三箇所目は田道ふれあい館の中にできた小規模多機能、デイサービス。機械式で車椅子のまま入るお風呂は、利用者・介助者に負担をかけないものだということでした。体は綺麗になりますが、心はホッと緩むのかなと気になりました。デイサービスはほとんどマンツーマンで、恵まれていると感じました。

   

 

 最後に訪れたのが児童発達支援センター(すくすくのびのび園、今年度から18歳までの相談に対応するひまわり相談)。建物の入り口に新しくできた相談室は、相談者の気持ちに配慮した工夫の1つだそうです。相談の内容は一人ひとり違うため、個々の心に添えるようなしくみづくりをしていきます。今、乳幼児のすくのび待機児童は約50人。確実に去年より増えていました。

 今回は以上の4か所を視察しましたが、実際訪問することで様々な事柄の裏にある課題が見えてきました。世の中はオリンピックに地域創生と大きく動いていますが目の前の課題にしっかり取り組んでいきます。